ベトナム語始めてみた

f:id:kasatsukuri:20180712184712j:plain ベトナム語を最近勉強し始めた。ファーストインプレッションは中国語のピンインがそのままの形で表記されたようなアルファベットで書かれる東南アジアの言語という所感だった。地理的に接してるからというのも大きな理由だと思うが中国語にかなり音韻的に似ており、漢語も日本語と同じように多く入っている(らしい)。

筆者が生のベトナム語に触れたのは2016年夏にベトナムに旅行したときである。そのときは北のハノイから南のホーチミンまで長距離バスで縦断した。ベトナムバックパッカーがよくやるテンプレ行程である。そのときはベトナムだけでなくタイラオスも回ったので、タイ語ラオス語の習得に時間を奪われベトナム語をほとんど覚えずに現地に行ってしまった。やってしまった。英語でやり過ごしてしまったが、やはり観光関係の仕事をしている人かホテルのフロント以外の現地の人とコミュニケーションはあまり取れなかった。

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意外なようだがベトナムも日本と同じくらい英語の通用度は高くない。国際化だということで日本では(日本だけじゃないかもしれないが)アホみたいに英語英語と叫ばれているが、世界的にはあそこまでごり押しされるほど英語はどこででも通じる訳ではないということを海外旅のたびに痛感する。それと、やはりその土地の文化を知るためには現地の言語を学び現地人とコミュニケーションを取るのが最適解だし、土地の言語と文化を尊重することにつながると思う。

話は多少それたが、海外旅行が初めての友人と9月にベトナムホーチミンを旅行する予定である。なんとか1ヶ月半でベトナム語を形にして現地の人とコミュニケーションを取りディープな体験をしたいと思う。

ニューエクスプレスベトナムを使って無理なくできるように1日2課ずつ進めている。ベトナム語は中国語と同じように声調と呼ばれる音の上げ下げが意味の判別に重要で、4声調の中国語に対してベトナムでは6声調もある。筆者は中国語も勉強中であるが、やはり日本人にはきつい。教材付属のCDの音を耳に残してコピっていくことで活路を見いだそうとしている。

漢語の影響を受けており元々漢字文化圏の言語なので、語彙に関しては漢字を思い浮かべれば多少覚えやすい。
注意 chứ ý チュー イー
生員(学生) sinh viên スィン ブィエン

てな感じである。

文法に関しては、語順はSVOであり、時制によって動詞が変化するということもない。義務教育で英語を勉強している僕らとしては英語のややこしいところを抜いた文法なので特に習得が難しいということはない(と信じたい)。

語学に関しては移り気な筆者なのでいつまでベトナム語学習のモチベーションが続くかはわからない。とりあえず名詞文、動詞文の単文を使いこなせるまでは続けたいと思う。